詩…「メディシンよ、我に命令したまえ」
匣庭に覆う警戒心
己が信じるものが
一番強い 信じる私が
至高よ
君を 視たら
脳が 蕩ける
頭の中拡がり
思想-medicine-の声が響く
夢を見ながら現を
生きている死んだように
私は私で いいはずなのに
なぜ?
結局 私の
想像 次第ね
思考を停滞せよ
妄想-medicine-の声が響く
腐敗する世界にも
美しきものはあって
まいた種を 根から抜いてしまう
支配者
愚かなる民衆にも
美徳は生えている
隠れた罪に 目を瞑ってしまう
制裁
恋を したら
世界 創られ
夢を 育てて
ここで 生きよ!
私が私になって
私-medicine-の声が響く
『―己を支配せよ。外界を隔て、己に惑溺するために。』
by Pixabay https://pixabay.com/photo-2281182/
久しぶりに単発詩の掲載です。
というか私の詩たちはここのホームページを根城にしてゆくのに、おざなりになってるわね。
まだ詩があるのでもう少しお待ちくださいな。
公開した当時もいいのかな?と思いながらやってましたけど。
メディシンは病院で出されるお薬とか、そういう意味です。ヤバいほうではなく。
この詩においては、そのものではなく、抽象画的に捉えていただくとよろしいかと。
旧館で公開した時には無い、オリジナルの一文を最後に加えました。
写真の意味もすべて、この一文に詰まっていると言ってもよい。
写真選びも敢えて遠回しに。
"支配"と"惑溺"かな。言葉で表すならば。
初公開:2016年2月6日
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