ALI PROJECT -「汎新日本主義」

ごきげんよう、皆様。黒薔薇です。

気づけばクリスマスさえも終わってしまい、ただただ新年を待つ身に。


そんな中クリスマスイヴに手に入れて、紹介していなかったものをご紹介。




2010年発売の「汎新日本主義」です。

久しぶりに過去のアルバムを買った気がします。


実は今年「令嬢薔薇図鑑」を買ったりしてたんですが、なぜか紹介してませんでした。




まず今回買ったのは初回限定盤なのです。

ジャケットになっているイラストと、初回盤にしか収録されていない曲「四神獣飼殺し」が好きだったので選んだ次第です。


ちなみに通常盤では、「四神獣飼殺し」とメロディーが同じで歌詞だけ違う「帝都乙女決死隊」があるのです。それもゲットしたいですね。


本当に初回盤のイラストは最高です。







簡単に感想をば。

元々このアルバムの曲たちは、ほとんど聴いておりました。


なので新曲を聴いた感覚ではありませんでしたが、また新たな発見をしたのです!

必ずアルバムを聴く時は一から通して聴くのですが、

初めは"日本らしくない曲もあるなぁ"と思ったのです。



その時、アリカ様のどこかで言っていた言葉が過りました。


「日本から見た日本と、外国から見た日本の姿どちらが真か」

(言葉は正確じゃないですからね!)



これでハッとなって、全ての曲の意味が確立されました。

特にこの言葉によって謎が明かされたのは、「巴里と画家と女」という曲。


これはタイトルも、詞も、音楽も全部フランス。及びパリ。

しかしこの登場人物は、"故郷を捨てた"と言っています。

もしや、その故郷が日本なのではないか、と降って来た。



「巴里と画家と女」は、パリにいながらにして日本という国を描いた、

『汎新日本主義』のタイトルに恥じぬ至極の一曲なのです!






我々日本人が、如何にして祖国であり故郷である日本を見つめていくべきなのか。

それが映し出されたアルバムだなと、全曲通して聴いて思いました。


そう考えると素晴らしいアルバムです。というか、アリプロが裏切らないだけかな。(笑)

レビューだと多少分かれていますが、私は最高の一枚だと思います。




あ。まだDVD見てなかったわ。






*本日の詩*

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