詩…「変化せよ、世界は今」
ここは何処?と
今は未来(あす)と
受け答える
地から湧く声
既に"今"は
過去となって
未来となり
すべて同時に存在する
弔いを
ここに来るはずだった 魂に
そして我らには
カタルシスを
君はなぜ
眩しい宝
持ちながら
影に隠すの
君がいない
私もいない
この世は同化して
初めて複数形を知る
羽化をせよ
今にもしおれそうな 翼よ
もぎ取るべき翼は
いくらでもいる
黒ノ翼 白ノ翼
混ザリ合イ
透明ト成ル
羽化をせよ
傷はとっくに癒えている
破れそうな黒衣を脱げ
変化せよ、世界は今
君のためにある
by photoAC https://www.photo-ac.com/main/detail/57331
この詩は公開は2016年の秋ですが、それよりも前に構想はあって完成もしていたと思います。
だって2016年の6月にこの文考えてたもの。
何となく鬱詩が多いイメージである黒薔薇卿ですが(笑)、
これは類まれな応援歌のような詩です。
鬱詩は未来に希望を見せつつ落とす、という手法なのですが、これはずっと希望を持ってる感じ。
初公開時にも書いたけど、特に
「この世は同化して 初めて複数形を知る」
が大好き❤
写真もイメージ通り。
"変化"なので蛾あたりがいいかな、とも思いましたけど、見映えのために蝶にしました。
よく考えたら
「黒ノ翼 白ノ翼 混ザリ合イ 透明ト成ル」
なのに虹色にしちゃった(笑)
まあいいわ、透明じゃ見えんし(笑)
この写真ずっと見てると気持ち悪くなるかな?(笑)
初公開:2016年11月27日
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