詩…「聖女」

その天使のような微笑みを

守るために 濡れた剣を振り翳そう

火照った目には こんな穢れた世界なんて映さない

手で優しく覆い、全てから護ってみせよう



この万華鏡が壊れても

お前が見えなくなっても

己が麻痺しても

お前が死ぬのは私の腕であり



たとえ、私の腕の中で違う温もりを覚えようとも










何となく、この詩に合うのは教会とかの写真かな、と。

まず"聖女"をメインにするのか、"聖女を守る何者か"をメインにするのか。


それを頭の隅に置きながら見たら、素敵な天使の写真が。

たぶんこれは、守る側かなぁ。



誰かの腕の中で死んだとして…。

その腕の人と違う人を想っているって、どれくらい切ないのかしら。

死んだ側は幸せかもしれないけど、ね。






初公開:2014年12月19日

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