詩…「日々は想像でできている」

翠色の水晶玉を埋めたような眼は

幾月幾年経っても

長い間見つめられないの



でも貴方を想うときは

誰よりも正確に

見えないものまで見えるよう

描(えが)き出したい



己を美しく 美しくするの

だって貴方の目に

汚いものなんて見せれない



いつも夢の中で逢うの

想像ってすごいわ

世界が創り出すものよりも

私にお似合いなの



知恵を食んで 食んでいこう

どこかに使うのではなく

ただ貴方を知るための術で



毎日貴方を見つめてるの

でも不思議ね

新しいことがどんどん見つかる

きっと作られるのね



さあ 今日も逢いに行こう

どこかに出かけようかしら?

それともお話しましょうか?

貴方と居られるなら どこにでも居るわ










もうほんとに、自分の穢れぶりが恥ずかしくなるくらいの綺麗な詩ですね。


写真も、好きな人のために己を美しくする努力をしている様子が窺える写真。

初めは宝石をモチーフにしようと考えていたけれど、やっぱり自分磨きをする登場人物の健気さが伝わる綺麗な写真だったので。



人生って、好きな人・ことを想う時間でできてるのだわ。






初公開:2016年1月16日

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