詩…「黄昏憂鬱症」

夕日が傾いてる

その刹那の時を

列車は走るよ

霞んだ街並み

影を曳きながら



私の愛は

貴方の愛に

響き合わないのね

二人の夢が

私の明日を

蝕んでいくのよ



一言 一粒

涙零すように

呟いて歩くの

ママに教わった

呪いの言葉を



夜に眠れば

私の中の魔物が

暴れてしまう

二人の元に

一番星が

堕ちていったみたい



貴方は未だ

私のことを

気づきはしないけれど

私はずっと

貴方の近く

爪痕を残してきた



叶わないなら

この世界は

もういらないわ










黄昏憂鬱"症"ということで。

一応黄昏時になると人格が変わるような感じの主人公。

けど果たして、本当に一時の感情であるのか…。


私の書く詩には狂気の愛も、純粋な愛もありますが。

まあ明らかに前者でしょうね(笑)。

この手の場合は少々極端なほうが良いと思いまして。




写真選びはHuman monsterでも書いた通り、際立って抽象的なものを選んでいます。

ただ今回は黄昏という情報があるので、まだ直接的ですね。

というか単発詩のほうがイメージが多いかも。(四季ポエムが結構細かい)


特にHuman monsterは、カラスも出てこなければ森の描写もありませんから(笑)

参照↓

ただただ写真から受ける印象で選んだのだと思います。






初公開:2017年5月11日

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