詩…「凡庸」

誰かのために泣いて笑えるような 淡い日々が欲しかった



私が壊したものを 手に戻して与えてくれるような優しさが欲しかった



きっと今までは 誰かのために胸を痛め煩える 泡沫の日々があった



だけど今ならきっと

微笑んだ時の喜びや 涙を流したときのもどかしさが



幸せを呼び戻してくれると信じていた











2年前の作品なので、もはや真意は私でも不明ですが。

「凡庸」ということはたぶん、"普通"と"異端"の間で揺れる思いがこの詩なのでしょう。

まず私自身がそうだし、私の詩は、


「なんだか人と違う気がする」


という思いを抱く人に向けて書いてるから。




この詩自体、ホームページに載せるという事になって改めて見たけれど、

写真を決める際にすぐにイメージが浮かびました。


泡沫が使われているので、シャボン玉を使った写真を。

同時に、深海的恋色研究室の「追憶は泡沫の日の彼方へ」が思い浮かびましたね。







初公開:2015年3月1日

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